怒りの矛先は?
毎日人間が生きていく限り
人との付き合いが必須。
そんな中、いろいろな感情がわきます。
喜怒哀楽、の怒。
なんで⁈とか、それはない!とか、
ちょっとしたことでも、
怒りの感情がわきます。
自分にとっての当たり前が、
その人との関係では通じない。
自分との価値観の違いが、
怒りを生みます。
自分にとっては当たり前のことが、
その人にとっては当たり前でなく、
全く自分とは反対という人も。
自分の価値観は絶対。
絶対、事実で、間違いがない。
その価値観が、
間違っているといわれたも同然な
ことがおきたりすると、
強烈な怒りになります。
あなたにとっての価値観は、
絶対的事実であるように、
それぞれの人の価値観も、
絶対的事実で、間違いないもの。
違っていて当たり前なのです。
価値観同士のぶつかり合い、
みたいなもの。
価値観の否定は、
自分の存在の全否定にも
つながる。
当然怒りになりますが、
価値観が違っているだけ。
自分が全否定されたわけでないと、
考えられるなら、どうですか?
あなたはそうなのね、
私は、こうだから。
と、一歩引いて考えられれば、
怒りにはなりません。
また、絶対正しい、私の価値観なのに、
なぜあなたはそれではないのか、
正しいこの価値観でいないといけないと
矯正させようと怒りに力が入ってませんか?
それは自分が正しいから、
私に合わせて当然、との思いがありませんか?
自分が正しい。
それはいつも絶対、ですか?
それはいつも真実、ですか?
その怒りの矛先、
人に向けているようで、
自分にむけていること。
絶対的、と思っていることも、
もしかして、違うかも?
の不安の表れ。
その不安がなければ、
相手に怒りがわくことも
ないはず。
怒りがわいた時、は
一息付けて、クールダウン。
自分に怒るのはやめておきましょ。