時は金なり
ことわざで
「時は金なり」て、ありますよね。
時間は、お金のように貴重なもの、
無駄にしてはいけない、と
いう意味で、使われる事が多いと思います。
「Time is money」
米国のベンジャミンフランクリンが
初めてこの言葉を使った時は、
また別の意味合いがあったのです。
経済的な意味合いで、
例えば、2時間の映画を2000円出して見た場合と
仕事すれば同じ2時間で1万円の収入を得られる場合。
映画で使った場合は懐が2000円マイナスになっただけでなく、
仕事で得られるはずの10000円も併せて得られなかった。
と考えると、12000円の損失があった、とも言える。
「機会喪失」
経済的な意味あいで使われることもあります。
よくありがちなのが、
タクシーで行けば2000円かかっても15分で
目的地に着ける所へ
電車で行けば30分の時間はかかっても、
300円ならば、電車で動くことを
選択するということはありませんか?
単純に考えると、倍の時間はかかっても、
300円ならお得と、思いますよね。
本当にそうでしょうか?
ドア to ドアで行けるタクシーと
駅まで行く時間や、着いてからの移動時間を
考えた時、結構な機会損失になってませんか?
お金って大切なもの、ではあります。
ただ、時間は、お金で買えません。
あなたの、その「時間」、
大切にしてますか?
経済的な意味あい、だけでなく、
終わりが必ずある、「人生」という時間を。