NLP(神経言語プログラミング)の前提 その5

NLPの前提に、

「人の行動にはいつでも肯定的意図がある」

というのがあります。

 

人が行う行動には、その人にとってもっともな理由があって、

その行動をとっている。

 

他人から見ると、その行動は信じられないと思うようなことでも、

本人にとっては重要だと考えていたり、その行動が何らかの

目的があって行動をしている。

 

ただ人は意識してとっている行動ばかりではないかもしれません。

無意識的に反応をしてしまって、とっている行動もあるかも

しれません。がそれも、その人にとっての何らかの目的が

あってとっている行動だとみなします。

 

例えば人との約束を守らないと、その人は約束を守らない人、

と見られます。

その人は、何らかの意図があって約束を守らない人と

思われる必要があるのだ、とみなします。

 

自分がとっている行動、したくもないのに、してしまって

いる行動はないですか?

 

例えば、いつもやってしまう癖。

やめたいけど、やめられない。

その癖、をやっていることで、何を得ていますか?

 

よーく考えてみると、得ていることありますよね。

それを得たいがためにやっている行動で、そこに意図があります。

 

例えば子供に対しても、

「早く」「勉強した?」と毎日言ってませんか?

それにも、そのことを言う、肯定的意図があります。

 

その行動、よーく考えると子供のためではなく自分のため、

早くして、そうしないと私のやることが出来ないじゃないの、

とか、勉強してくれないと、勉強ができない子の親と

思われるじゃないの、等。

 

裏に、自分のための意図が隠れてしまってますよね。

本当に子どもに意図を伝えたいならば、そのまま伝える

のが一番伝わりますよね、

 

「私のやりたいことがあるから早くしてくれる?」

「勉強をしてくれると私はうれしい」とか、伝え方は

いろいろありますよ。

 

意識しての行動、無意識での行動、どんな行動にも、

自分のための肯定的意図があります。

 

今日とった行動の中で、自分でもどうしてこんなことして

しまったのか、と思うようなことがあったならば、

その行動をとったことで何を得たかったのか?を

問うことをしてみるとよいですよ。

 

自分が無意識下で得たかったことが、見つかるかもしれません。

 

 

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