NLPの前提(神経言語プログラミング) その7
NLPの前提に
「地図は領土ではない」
というのがあります。
この地図というのは、人が物事を見る見方や、考え方のことを言います。
人は物事を、自身の過去の経験から導き出された見方でみたり、考えた
りをしています。
例えば山に一緒に登るという経験も、一人は、晴れていて、景色がよく
お花もすごく咲いていた、気持ちがよかった。
一人は、人が多く登っていて、歩きづらく登りも下りもしんどかった、
など、どんな経験だったかは全く違うところに目がいっていて、そこから
の受け取る経験は、一人は山は気持ちよい経験、一人は、山はしんどい経験、
となります。
このように同じ出来事でも、見ているところ、受ける印象、導きだす結果は
人それぞれ違うということ、そして、それがそのことすべて(領土)を表してい
るわけでもない、わけです。
人は自身が導き出した地図を、その物すべて領土と思いがちです。
人それぞれ、地図があること。
地図は領土を正確確に表しているわけでないこと。
自分の地図はそのまま領土ではない事を、常に意識しておくことは
人とのコミュニケーションでは必要ですね。
同じ現在を生きている人でも、まったく地図がちがう世界、違う世界が見えているわけです。
そのように考えると、なんてパラレルなワールド!!